チャーガ茸とは?
「チャーガ」の研究
チャーガが寄生する「白樺」はロシアでは「魔法の樹」とも言われ、「樹液」には多糖類、サポニン、アミノ酸、有機酸、ミネラルなどの有効成分が多く含まれています。アミノ酸には体内で合成できない必須アミノ酸が豊富に含まれ、美肌効果が注目されています。そのほか、がんや高血圧の改善、抗ストレス、利尿、便秘、胃腸病、腫れ物など様々な効果があり、健康飲料や化粧品などに利用されています。虫歯になりにくいことで知られている甘味料、キシリトールの原料も「白樺の樹液」からつくられているのです。
チャーガにはこれら白樺樹液の有効成分ときのこ本来の成分がぎっしり詰まっています。
幻のきのこチャーガの凄い力
さらに驚きなのはヨーロッパの氷河から人が発見されて持ち物の中に腰にチャーガが下げられていたのだ。研究者が彼を調べるとどうやら胃に障害があったようだ。それでチャーガが手放せない常備薬のように持ち歩いていたのではないかと思うのだ。今日ではチャーガの子実体をそのまま砕いた商品が出回っていたり、それを袋に詰めて購入した人がお茶のように煎じて利用しているようだ。それなりに健康に期待できる商品だと思うのだ。そもそもチャーガの有効成分のひとつはベテュリン酸と分かっているが、この名前は白樺の学名がベテュラに由来する。このベテュリン酸は強い抗癌性があるらしい。それで白樺の幹を生活場所としているチャーガは白樺の樹の成分を吸収して生長しているからこそ含まれしかも濃縮して蓄えていったわけなのだ。
ただ子実体の骨格の中に他の高分子に絡みついていてしかも水に溶けにくいので、そのまま刻んだり粉末にしたものを煎じたのでは極微量ほどしか接種できない。長期に渡っての利用が必要である。
漢方の考え方でいればいいが、そんなに待てないあるいは猶予がない人にはやはりこれでは困るのである。
ではどうしたらよいのかそれは物理的に小さくすることに加えて酵素学的手法を用いて更に小さくしていってこういった成分を多量に引き出す(抽出する)ことが必要だ。著者がこのチャーガ子実体の酵素法も開発し国内のGMP認証工場で製品化して名前をチャーガピュアとしてピュアワンインターナショナルで販売している。液体と濃縮エキスとしてと煎じるお茶としての二通りがあり酵素で取り巻いている成分を格段に小さくしてあるのでお茶の煎じ液にも格段に出てくるわけなのだ。
「チャーガ」の成分
チャーガの成分は、タンパク質・脂肪・灰分・食物繊維・糖質・エルゴステロールやビタミン類・ミネラル類の他、フラボノイド・トリテルペノイド・アルカロイド・プテリン・アガリチン酸・イノシトールなどが含まれています。
「チャーガ」の効果
抗酸化作用
本来人間の体内には抗酸化物質が備わっていて、活性酸素を除去し、活性酸素の害から体を守ってくれています。この抗酸化物質の代表的なものがSOD(スーパー・オキシド・ディムスターゼ)という酵素です。
このSODの量には個人差があり、SODの力は年齢とともに弱まっていきます。
抗腫瘍作用
免疫力増強
この免疫力にも個人差があり、偏った食事や睡眠・運動不足、喫煙、老化、ストレスなどが原因で低下していきます。
一般的にきのこ類は免疫力を高める効果があるといわれていますが、これはきのこに含まれる多糖類の働きで、なかでもβ-D-グルカンは免疫力を高める効果が強いとされています。チャーガはこのβ-D-グルカンが他のきのこ類より多く含まれ、マクロファージや、NK(ナチュラルキラー細胞)など免疫細胞の活性化、免疫に関与する活性物質の分泌を促進、するなど、様々な作用で強力に免疫力を高めます。また、豊富な食物繊維も腸内環境を改善する事により、免疫力をアップさせます。
紫外線による活性酸素除去
チャーガの強い抗酸化作用によって、紫外線による活性酸素を除去し、皮膚の代謝機能が回復します。それによって沈着した色素が肌の表面に押し出され、やがて古い細胞とともにはがれ落ちます。シミだけではなくニキビや肌荒れも活性酸素が原因とされていますので、活性酸素を除去することにより肌のトラブルは大幅に軽減されます。
お肌の免疫力UP
チャーガに多く含まれるβ-D-グルカンなどは免疫細胞を活性化させる力が強いので、肌免疫をも高めてくれます。肌免疫によって肌の抵抗力は高まり、健康でトラブルの起きにくい美しい肌を保つことができます。